今日もパソコン環境のことを見ていきたいと思います。今回のテーマはマウスです。パソコンを使って仕事をしている方は、マウスを触っている時間が結構長いのではないでしょうか?よく使うものですから、良いものを選び仕事の効率化を図りましょう 。
マウスを選ぶ基準をいくつか見ていきたいと思います。
有線と無線どちらにするか
マウスには「ケーブルでパソコンにつなげるタイプ(有線)」と、「無線」のタイプがあります。それぞれのメリット、デメリットを見てみましょう。
有線のメリット
・ケーブルでつないでいるため接続が安定している
・無線マウスは電池が必要だが、有線は不要
・電池が入っていないため軽い
有線のデメリット
・操作しているときにケーブルが気になる
・パソコン周りの配線が乱雑になる
無線のメリット
・ケーブルがないため操作しやすい
・パソコン周りの配線がすっきりする
無線のデメリット
・電池が必要
・環境によっては接続が不安定になるときがある
・電池が入っているため有線より若干重い
それぞれメリット・デメリットがあります。私は10年以上、無線のマウスしか使っていません。やはりケーブルがないほうが、断然操作しやすいです。値段もそれほど高くありませんので、無線マウスがおすすめです。
ボタンの数
次はボタンの数を見ていきましょう。左クリック、右クリックしかないものから、10個以上ボタンがあるものまで様々あります。10個のボタンは必要ないかもしれませんが、最低限、サイドボタンが付いているものを選びましょう。
サイドボタンとは親指で操作できる位置についているボタンです。これを何に使うのかというと、ブラウザの戻るボタンとして使います。仕事をしていると、インターネットで調べ物をする機会が結構多いと思います。前のページに戻りたいときに、ブラウザの左上の矢印(←)をクリックするよりも、マウスのサイドボタンを押したほうが早いです。
1回あたりは1~2秒程度の時間短縮かもしれませんが、積み重なると結構な時間になるものです。サイドボタンが付いているマウスは色々と販売されてますので、気に入ったものを選びましょう。
ちなみに10個ボタンがあるようなマウスは、例えば、デザイナーの方などがショートカットキーを各ボタンに割り当てて、仕事の効率化を図っているようです。
マウスパッドは必要か
昔のマウスはボール式マウスといって、マウスの下にセットされているボールが転がることで、画面上のポインタを動かしていました。そのため、マウスパッドの有無が操作に大きく影響しました。
現在のマウスは光学式となり、マウス下のボールがなくなりました。また、当初は赤色LED式でしたがそれから進化し、青色LED式ではガラス表面でも使えるようになりました。
そのため、マウスパッドを使わなくても一応操作はできるのですが、今でも細かい操作をするときはマウスパッドは必要だと思います。マウスパッドがないと机の材質によってはスムーズに動かせません。私の机は透明なマットを敷いているため、そのままでは摩擦が大きく動かしづらいです。
マウスパッドを敷くとその上で操作をするため窮屈な感じになりますが、大きめのマウスパッドを使えばそれほどではありません。
静音マウス
マウスをクリックしたときに、カチッという音がしますね。静かな職場や公共スペースで使うとき、夜遅くに仕事をしているときなど、できれば静かに作業をしたいものです。このニーズに応えて静音マウスという、クリック音が静かなマウスが販売されています。クリック音が気になる方は検討してみましょう。
トラックボール
少し変わったところで、マウスの代わりにトラックボールを使って画面上のポインタを操作することもできます。トラックボールとは、上面についているボールを手で回転させてポインタを操作するものです。トラックボールのほうが使いやすいという人も結構いますが、普段マウスを使っていると操作に慣れるまでに時間がかかるようです。私も少し使ったことがるあるのですが、慣れる前にあきらめてしまいました。
マウスにつき見てきましたが、いかがでしたでしょうか?メーカーのホームページを見ると、「有線・無線」や「ボタンの数」から絞り込んで検索ができるようになっています。この記事を読んでマウスに興味が出た方は、メーカーのホームページをチェックして、気に入ったものがあれば取り入れてみましょう。
それではまた次回よろしくお願いします。
(公開日:2020年10月13日)